生産者紹介
高畠町は有機栽培米発祥の地
高畠町は山形県南東部に位置し、奥羽山脈がもたらす良質な水源と、美しい山々に囲まれた盆地特有の気候、そして肥沃な土壌に恵まれていることから「まほろばの里」(「まほろば」とは「美しい場所」「住みやすい場所」という意味)と呼ばれています。
1986年頃、全国各地では生産効率を重視した農業が主流となりつつある中で、有機栽培による米作りの重要性に気づき、いち早く取り組み始めたのが山形県高畠町でした。 その意思は今もこの土地で受け継がれ、安心・安全で美味しいお米作りが地域一帯で盛んに行われています。
米農家 猪野国雄の想い
有機農業で有名な山形県高畠町は山に囲まれた水の豊かな土地です。
秋には黄金色の稲穂がそよぐこの地で、私は生まれたときから稲を見て、米を食って育ちました。
米を育てながらも実は田んぼに育てられてきたのは自分の方ではないかと思います。
そんな米のすべてを活かして地域や仲間と未来ある農業を創造していきたい、いつかそう強く願う自分に気づきました。
米にかける情熱なら誰にも負けません。次世代の若い力が受け継ぎたくなる、そんな農業を目指しています。
5つの約束を守ります
安心して召し上がっていただくために
収穫したお米は専門機関にて「残留農薬検査」「放射能測定」を行い、品質に問題がないことを確認しております。
また、国が定めた「有機農産物JAS(有機JAS)規格」および「特別栽培農産物ガイドライン」にも準拠し認定を受けておりますのでご安心ください。
数々のコンクール表彰歴
有機栽培米を知ってもらうための取り組み
有機栽培米を知ってもらうには、高畠町に来て、有機栽培を体験して、食べてもらうのが一番だと思い、2014年に東京から知人家族を呼んで稲刈り体験イベントを始めたのがきっかけでした。
それから毎年5月の田植え時期と、10月の稲刈り時期に稲作体験イベントを企画し、今では東京から年間で100名近くの方々にお越しいただけるようになりました。
始めて間もない頃は、簡単な作業の体験だけでしたが、今では水路作りや草刈り、20kg近い機械を背負っての肥料撒きなど、本格的な作業を体験していただけるまでになりました。
5月に植えた苗を10月に自分で収穫するという貴重な体験は大変好評のようで、多くのリピーターのみなさんに参加いただいています。
時期が近づきましたら、当サイトにイベント情報を掲載致します。