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おいしいお米を作り出す産地の特徴

投稿日:2020/03/20 18:00


私達の食卓を支える食材である、お米。

おいしいお米は食材のうまみを引き出し、食の楽しさを教えてくれます。

そんな魅力いっぱいのお米は、異なる環境・特色を持ったさまざまな土地で大切に育てられています。

今回は、おいしいお米を生産する産地とその特徴についてご紹介します。


お米の生産量が多い代表的な産地


お米の生産は、全国的に行われているものです。こちらでは、その中でもとくにその収穫量が多い代表的な産地、5道県をご紹介します。


1位 新潟県 611.700トン

日本の米どころとして真っ先に思い浮かぶのが、新潟県ではないでしょうか。収穫量はもちろん、その品質の良さも高い評価を得ています。代表的なブランドは、コシヒカリやこしいぶきなどです。


2位 北海道 581.800トン

北海道は、過去にお米の生産には向かない気候として米のまずい地域と言われることもありました。しかし、寒さに強い品種が開発されたことで、現在の収穫量は第2位にまで上昇しました。代表的なブランドは、ななつぼしやきらら397などです。


3位 秋田県 498.800トン

秋田県では、岩手県の県境にある奥羽山脈が稲の生育に最適な環境を作り出しています。冷害から稲を守り、フェーン現象による気温上昇でおいしいお米づくりをサポート。代表的なブランドは、あきたこまちやひとめぼれなどです。


4位 山形県 385.700トン

恵まれた気候風土によって実現された、高品質なお米が自慢の地域です。品種改良にも積極的に取り組み、2018年には雪若丸という新たな品種を世に送り出しました。代表的なブランドは、はぬきやつや姫などです。


5位 茨城県 357.500トン

関東一の米どころとして知られ、九慈川、小貝川、利根川などの豊かな水源が特徴です。長い歴史のある確かな米づくりのノウハウをもって、高い収穫量を誇っています。代表的なブランドは、コシヒカリやあきたこまちなどです。


<参考:農林水産省「平成29年産水陸稲の収穫量」より>


お米づくりにぴったりな土地の特徴


お米は、このように一定の場所ではなくさまざまな場所、土地で誕生しています。

お米作りで有名な場所に共通する特徴は、3つです。


①綺麗な水が豊富である

お米の栽培には、大量の水が必要となります。1年かけて作られるお米にとって、近くに大きな河川や近くの山々からの雪解け水などから得られる十分な水が欠かせません。田んぼに豊富な水が引ける環境は、お米づくりには重要な要素です。


②昼夜の寒暖差が大きい

稲は、夏の間にたくさんの太陽光を浴びて生長します。そのため、天気が良く日照時間が長い土地はお米栽培に欠かせない条件となります。また同時に、夜は気温がしっかり下がって、昼と夜の寒暖差が大きいほうがお米づくりに適しているといわれています。


③水はけの良い土壌

田んぼの水はけが良いことは、お米づくりに必要な条件です。水はけが悪いと古い水が土壌に残ってしまい、新鮮な水を根に供給することができません。おいしいお米づくりには、水はけの良い土壌でたくさんの新鮮な水を使用した栽培が不可欠です。


まとめ


おいしいお米づくりには、恵まれた気候風土が必要となります。自然がもたらすその恵みを最大限に活かして、さまざまな地域を代表的する品種が誕生したのです。

ぜひ、その土地が生み出すお米の味わいを食べ比べてみて下さい。



蔵出し米.com のお米は寒暖差が出る標高200~300mに位置し雪解け水が豊富な山形県高畠町で栽培されています。

有機栽培発祥の地でもある山形県高畠町のお米をお楽しみください。


蔵出し米.com の「つや姫」はこちら

蔵出し米.com の生産者 猪野国雄 の紹介はこちら


お米の名産地「山形県」生まれのブランド米

投稿日:2020/03/13 18:00


米の名産地として有名な、山形県。

美味しいお米づくりに欠かせない豊かな水や土壌があり、最適な気候条件にあります。今回は、そんな山形県から誕生したブランド米についてご紹介します。


山形県産の代表的な2つのブランド米


山形県生まれの代表的な2種類のブランド米を紹介します。

「はえぬき」と「つや姫」です。


はえぬき

はえぬきは、平成4年にデビューしたお米です。日本穀物検定協会が認定する食味ランキングで、発売以来22年連続最高ランクの特Aランクを獲得するほどその味の良さに定評があります。特に優れているはえぬきの特長は、以下の2点です。


冷めても美味しい

炊飯後の経時劣化が少なく、冷めても炊きたてと変わらない安定した美味しさをキープします。はえぬきは品質のわりに安価に手に入るため、コンビニのおにぎりなどにもよく使われています。冷めても美味しくて安いお米として位置づけられているのです。


バランスの良い安定した品質

はえぬきは炊飯特性調査で、味、香り、外観、食感、粘りのどの項目でも高得点を獲得しています。年産ごとの品質にばらつきが少なく、安定した品質を維持。日本を代表する銘柄米の良さを引き継ぎ、全国トップクラスの美味しさを誇ります。


つや姫

つや姫は、平成22年にビューしたお米です。コシヒカリを凌ぐとも言われる美味しさを誇ります。開発に10年という長い月日をかけ、はえぬきに継ぐ良質で美味しい山形のブランド米として誕生しました。つや姫の最大の特長は、以下の2点です。


コシヒカリを上回るほどの食味

日本穀物検定協会が認定する食味ランキングで、発売以来特Aランクをとり続けるほど高い評価を得ています。味だけでなく炊き上がりの艶や甘さも人気の理由です。農業総合研究センターの食味官能試験では、コシヒカリを超える「甘み」「うまみ」「艶」があると評されるなど、美しくて美味しいお米として人気です。


コシヒカリを超える豊富な旨み成分

つや姫は、旨み成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸の含有量が非常に多いです。これは、美味しいお米の代名詞であるコシヒカリよりも多く含まれます。お米本来の味のみならず、甘みや旨み、口当たりや粘り気に至るまでバランスのとれた味を作り出します。


昨年 本格デビューした「雪若丸」


2018年、山形県産の新ブランド米が誕生しました。そのブランド米は「雪若丸」といいます。

雪のような白さと艶のある見た目が特長で、つや姫の弟として本格的にデビューしました。

平成29年産米した雪若丸は、米の食味ランキングで最高の特Aランクを参考品種として受賞。見た目から味に至るまで、食味に関して高い評価を得ました。


雪若丸最大の特徴は、その食感です。従来の品種よりも適度な粘りとしっかりした硬さがあり、これまでにない新食感を楽しむことができます。つや姫に続く代表的なブランド米になることが期待されています。


まとめ


山形県は、豊かな立地と米の生産に適した気候で、次々と日本を代表するブランド米を世に送り出してきました。今年新たに誕生した雪若丸も、はえぬきやつや姫の良さを引き継ぎながらも独自の特長をもち、高く評価されています。ぜひこの機会に、山形県のブランド米の美味しさを味わってみて下さい。



蔵出し米.com にて山形ブランド米2種セット(つや姫・雪若丸)販売中


お米の味が変わる!おいしいご飯を炊く方法

投稿日:2020/03/06 18:00


日本人の食文化には欠かせない食材である、お米。

炊きたてホカホカのお米からは、他の料理にも劣らない旨みを感じることができます。

今回は、お米の旨みを最大限に引き出す、美味しいご飯の炊き方をご紹介します。


ふっくらツヤツヤになるご飯の炊き方


お米は、炊き方を少し工夫するだけでその味わいが変わります。美味しいお米を炊くためのポイントをご紹介します。


ポイント1:お米を正確に計量する

お米と水の分量は、ふっくら美味しいご飯をつくるための大切な要素です。しかし、毎日の流れ作業の中で、目分量でお米を計量している方も多いでしょう。絶妙なお米と水の分量加減は、仕上がりを左右します。正確な計量を心がけましょう。

誤差の少ない計量をするには、計量カップにたっぷりのお米を入れ、お箸などでちょうどすり切り一杯の量で合わせると上手くいきます。


ポイント2:お米はじっくり研がない

お米を研ぐ際、たっぷりの水で時間をかけて研いでいませんか?お米は水を吸収しやすいため、つけすぎると汚れた水まで吸収してしまいます。

正しいお米の研ぎ方のポイントは、ザルとボウルを重ねて使うことです。水を加えたら、さっとかき混ぜてすぐ捨てましょう。これを水がきれいになるまで続けます。


ポイント3:炊飯器にかける前に一定時間水につける

お米を炊飯器に入れて規定の量の水につけたらすぐにお米を炊かず、一定時間おきましょう。美味しいお米を炊き上げるためには、しっかりお米に水分を含ませることが大切です。短くても30分、時間があるなら2時間ほど水につけておきましょう。


ポイント4:米粒をつぶさないようによそう

炊き上がったら、ツヤツヤのお米をつぶしてしまわないように気をつけてよそいましょう。まず炊き上がったご飯をしゃもじで十字に切り、底から空気をいれるようにぼぐします。そして、茶碗によそうときは、米粒をつぶさないようにふんわりと盛り付けましょう。


さらに美味しく炊くコツは「氷」


ご飯を炊飯器で炊く前に「氷」をプラスすると、さらにふわふわモチモチのお米を炊くことができます。氷を一緒に入れると、沸騰までにかかる時間が長くなります。氷は、水の温度を下げて沸騰をゆっくりさせる効果があります。お米に水が浸透する時間が長くなり、その分お米に甘みとツヤが増します。たったコレだけで、炊き上がりのお米がもっちりふっくら仕上がるのです。


氷を入れて炊く際に気をつけたいのが、炊飯器に入れる水の量です。

氷を炊飯器に入れると、その分溶けたときに水の量が増します。そのため、氷の水分も考えて炊飯器に水を入れるようにしましょう。


まとめ


お米はその炊き方によって、全く違う味わいを作り出すことができます。お米1粒1粒に甘みとツヤが生まれるのです。

そして、その味わい・特徴は、お米の種類によっても異なります。お米には、その農家のこだわりの味が宿ります。ぜひ、全国津々浦々にある個性溢れるお米を試してみてください。


山形県産のお米においしい品種が多い理由は肥沃な土壌と最適な品種改良

投稿日:2020/02/28 18:00


山形県にはおいしいといわれるお米の品種がたくさんあります。

ではなぜ山形県にはおいしいお米の品種が多いのでしょうか?

今回は山形県産のお米のおいしさに関してご紹介していきます。


山形が誇る肥沃な土地・清涼な水が米づくりにぴったり


山形県は古く江戸時代から、多くのコメどころを抱えた県でもありました。

山形が誇る肥沃な大地に清涼な水。そして四季における寒暖差が米作りにピッタリな土地なのです。


古くからおいしいお米といえば新潟というイメージがありますよね。しかし、もともと新潟はお米作りに適した地とはいえませんでした。品種改良によって登場したコシヒカリが、労をいとわない新潟県民の気質に合致したことでコメどころといわれるようになったのです。


そんな中、現在では山形県産のお米がおいしいと人気に。

品種改良によって生まれた美味しいお米が山形県の土壌にピッタリ合ったことが原因にあげられます。


土壌にあったおいしい品種を作り出す情熱


山形県にはおいしいといわれるブランド米がたくさんあります。

代表的なのが以下の3品種。


・1992年に生まれ、米の食味ランキングで「特A(最高ランク)」を18年連続で受賞した[注1]山形県のブランド米「はえぬき」


・今年10周年を迎えた冷めてもおいしいお米として昨今非常に高い人気を誇っている「つや姫」


・2018年にデビューしたばかりの粒立ちしっかり新食感の「雪若丸」


特にはえぬきは10年かけて研究・育成された、山形県以外ではほとんど作られていない品種です。


米作りに長年従事してきたからこそ培われたノウハウ、そしておいしい品種を作り出す情熱があるからこそ、山形県産のお米は美味しいといえるのでしょう。


[注1]全国農業共同組合連合会 山形県本部:特A受賞の山形県産米4銘柄

http://www.zennoh-yamagata.or.jp/rice/2012/sort.html


美味しい山形県産のお米を食べよう


今回は数あるお米の中でも「山形県産」のお米に関してスポットを当ててみました。毎日食べる主食であるからこそ、おいしいお米を食べたいと思うものですよね。


古くから人気があるのは新潟県産コシヒカリが挙げられますが、日本には他にもたくさんのおいしいお米があります。


山形県産のお米がもともと大好き!という方はもちろん、おいしいお米を探していたけれど山形県産は気が付かなかったなんて方は、これを機に試してみてはいかがでしょうか。


山形のブランド米「つや姫」の特徴と通販で取り寄せる3つのメリット

投稿日:2020/02/21 18:00

数あるブランド米の中でも、濃い甘みとモチモチとした食感がおいしいと高い人気を誇っている、山形県産の「つや姫」。今回はこのつや姫の特徴と、通販で取り寄せる3つのメリットについてご紹介していきます。


濃い甘みと光沢があり冷めてもおいしい「つや姫」


山形県が誇るブランド米「つや姫」は、1998年から食味日本一を目指して開発がはじめられたお米です。約10年の開発期間を経て完成したつや姫、昨今では日本を代表するコシヒカリすらしのぐほどのおいしさだといわれているほど。


濃い甘みに柔らかな口当たりの味わいも人気のもとですが、「光沢」「粘り」などもバランスがよいことが特徴です。何より炊き立てのお米のツヤが非常に美しく、つや姫という名前もここから来ています。


白く香り高いつや姫は、グルタミン酸などのうまみ成分も多く含んでいます。お米本来のうまみを存分に楽しむ事ができ、冷めても比較的においしいので、毎日の食卓はもちろん、お弁当、おにぎりでもおいしくいただけるお米です。


手軽な通販でつや姫を取り寄せることの3つのメリット


ではそんなおいしいつや姫を通販で取り寄せるメリットとしては、どのような物があるのでしょうか?以下の3つをご紹介します。


・自宅まで運ぶ労力がかからない

何より一番のメリットとして、重たいお米を自分で運ばなくてもいい。という点があげられるでしょう。5kgや10kgで売られているお米、スーパーなどで購入すると、自宅まで運ぶだけでも大変ですよね。

しかし、通販ならこの点は簡単に問題解決。配送員が自宅まで運んでくれるので、いらぬ力仕事を回避できます。


・豊富な種類から選べる

現在、毎日の食卓に上るお米を購入するのに、わざわざお米屋さんを使っている方は少ないでしょう。多くの方がスーパーなどで購入していると思います。

しかし、スーパーで扱われているお米は、ブランドこそたくさんありますが、ブランドごとの種類は少なかったりしますよね。つや姫の贈答用が欲しいのに、自宅向けの5kgしか置いていないなんてことも。

この問題もネットでの取り寄せなら簡単に解決できます。


・生産者の顔がわかる

昨今では無農薬であることや生産者の顔がわかる事。これらが重要視されてきていますよね。スーパーとは違い、この点でも取り寄せなら確認しやすいので、安心できるお米が購入できます。


ネットで取り寄せておいしいつや姫を食べよう


今回は山形を代表するお米、つや姫に関して紹介してきました。毎日食べるお米だからこそ、おいしくより安全なお米を選びたくなるものですよね。ネット取り寄せを活用して、おいしいつや姫をいただいてみてください。