投稿日:2021/01/29 18:00
玄米を精白すると、多くの方が食べている白米(精米)に変わります。
玄米は栄養豊富で健康的というイメージがあるものの、実際に精米との違いについてはよく分からないという方もいることでしょう。
今回は、そんな方に向けて精米と玄米の違いを3つに分けて紹介していきます。
1. 玄米のほうが精米よりも栄養価が高く腹持ちもよい
玄米と精米の違いの1つ目は栄養素量です。玄米には繊維状のふすま部分があり、胚芽部分にマグネシウムやビタミン・食物繊維・鉄などの栄養素が詰まっています。一方、その栄養価の高い胚芽やふすま部分を取り除いたものが精米です。このことから、栄養価は圧倒的に玄米の方が高いといえます。
玄米は食物繊維などの副栄養素が多いことから、腹持ちがよいというメリットもあります。特にダイエット中の方や食事制限中の方には、栄養素も補えて空腹感も抑えることができる一石二鳥のアイテムです。
2. 柔らかさ・食べやすさでは精米に軍配が上がる
栄養価に関しては玄米の方が上ですが、なぜ精米の方が主流なのかというと、精米したお米は炊くと柔らかく食べやすくなるからです。
普通に炊いた玄米ご飯は白米より硬くなっているため、よく噛まないといけません。咀嚼を促すという点ではメリットですが、面倒だと感じてすぐに飲み込み、消化を悪くする可能性もあります。
3. 炊飯の時間は精米が圧倒的に早い
精米された米であれば、洗ってから30分程浸水させて炊飯すれば、ふっくらと美味しいご飯が炊き上がります。一方玄米の場合、原則24時間前後は水に浸しておかなければなりません。
また、炊飯器とお鍋、どちらで炊いたとしても、玄米のほうが炊き上がりまでの時間が余分にかかってしまいます。共働きが増えている中で炊飯に時間がかかるというのは、面倒に感じる方も多いようです。
ただし、現在では玄米モードがついている炊飯器などもあります。タイマー・玄米モード付き炊飯器ならば、手間が大きく増えることなく、玄米を取り入れられるでしょう。
山形のブランド米「つや姫」なら玄米・精米両方選べる!
精米と玄米の違いについて紹介してきましたが、結局どちらがいいのかわからないという方には、山形のブランド米「つや姫」をおすすめします。
「つや姫」の栽培手法は特別栽培等(農薬・化学肥料を慣行栽培の50%以下で栽培する)を要件としており、他の品種に比べて玄米で食べても安心安全なお米と言えます。
蔵出し米.com の「つや姫」は農薬・化学肥料を一切使わずに栽培し、有機JASの認定も受けて入るので玄米で食べても安全なお米です。第19回米・食味分析鑑定コンクール総合部門で金賞を受賞しており、その味は折り紙付きのブランド米です。
精米と玄米の両方を食べ比べることも可能ですので、ぜひ白米の美味しさ、玄米の美味しさを堪能してみてくださいね。
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