美味しいお米の産地5県に共通する5つの秘密と各地のおすすめ米

投稿日:2021/06/21 18:00


国土の大半が山林に覆われている日本において、美味しいお米を作れるのは、限られた地域だけです。ここでは、美味しいお米の産地といわれる5つの県に共通する秘密と、各県のおすすめ米をご紹介します。質のよいお米を選ぶためのヒントにして、食事の楽しみを増やしましょう。



美味しいお米の産地5つの共通点は水・平地・水はけ・土・温度差


美味しいお米の産地5県である北海道・新潟・秋田・山形・茨城は、どこも水が豊かで広大な平地をもっています。美味しいお米づくりをするためには、水はけのよさも重要です。粘土質で固い土質だと水が入れ替わらず、うまく作物が育たないためです。どれだけよい土を育てているかがお米の出来を左右します。


また、昼の温度が高く夜涼しい地域でお米を育てると、甘みやうまみが強くなるため、昼夜の温度差も大切です。ちなみに、北海道はもともとお米づくりに向いていない土地でしたが、技術の発展とお米の品種改良によって寒さに強い品種が開発されたため、美味しいお米の産地として知られるようになりました。



北海道から山形・茨城まで!各地のおすすめ米を紹介


美味しいお米の産地5県で育てられているおすすめ米は以下のとおりです。


・北海道の「ななつぼし」:あっさりとした味わい

あっさりとした味わいで、おかずとの相性も抜群なお米として知られています。北海道でしか栽培されていないため、同じく北海道で有名なブランド米、ゆめぴりかと食べ比べてみてもよいでしょう。


・新潟の「コシヒカリ」:県の南部で栽培されたものがおすすめ

全国的に有名な新潟県産のコシヒカリですが、とくに高い評価を受けているのは県の南部で栽培されているお米です。同じコシヒカリという品種でも産地によって風味が異なります。ぜひ一度、最高品質のコシヒカリを食べてみてください。


・秋田の「あきたこまち」:もちっとした食感とバランスのよさで人気

コシヒカリ由来のお米であるあきたこまちは、もちっとした食感とバランスのよさで人気のお米です。全国的に有名なブランド米であるため、ネット通販でも実店舗でも多数販売されています。


・山形の「つや姫」:噛みごたえがよく冷めてもおいしい

硬めのお米、歯ごたえのしっかりしたお米の好きな人におすすめなのが、山形県産のつや姫です。噛みごたえがよく冷めてもおいしいため、山形県内だけでなく、全国的なコンクールなどでも高い評価を受けています。お弁当やおにぎりを作るご家庭は、ぜひ一度試してみましょう。


・茨城の「コシヒカリ」:地域によって評価の偏りがない

茨城を産地とするおすすめ米は、コシヒカリです。県の全域で栽培されており、地域によって評価の偏りもないため、安定感に優れています。



日々の食卓をレベルアップ!有名産地のおすすめ米を試してみる


普段なにげなく食べていても、産地や品種によって「粘り気が強い」「歯ごたえがしっかりしている」「柔らかくて食べやすい」「甘みが強い」といったさまざまな特徴をもっているのがお米のおもしろいところです。食べ比べることで自分の好みに合ったお米と出会えるので、美味しいお米を探しているなら、まずは有名なお米の産地5県のおすすめ米を試してみてはいかがでしょうか。


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